« ナロー同時撮像のオメガ星雲周辺 カラーCCD版 | トップページ | なかなかの迫力だわい M17 »

2009/05/06

ちょっと整理してみた 焦点距離とCCDの関係

HikakugazouGWも子供が帰省してきて、写真部に入るっていうもんだからカメラを買いに行ったり、使い方を指南したり、はたまた異人館まで撮影に出かけたりあっという間に終わっちまったぜ。でも家族で共通の趣味ができるってのはええことでヤンす。てな訳でkissX3とsigmaの18-250mmzoomをご購入。インプレはまた明日にでも。今後の撮像計画をGW中もいろいろ考えみました(長焦点回帰の誘惑がひどくてね^^;。、GW前に撮像したM16を画像処理して昨年RC焦点で撮像したのと比較してみました。プライムバージョンはちょと低空から撮像した画像を含めちゃったんで星像が悪いですが感じは出てるでしょ。プライム+ML8300とRC+STL6303E+AOの比較でヤンす。今回は比較しやすいように中心部分を等倍で切り出しておりまする。こうやって見ると拡大率がよくわかりますね。arc-seconds per pixelはRC焦点の方が約1.5倍ありますが、焦点距離は1120mm vs 2800mmですからね。小ピクセルCCDでその差はぐっと縮まっておりますな。注目するのはその解像度、ナローバンドなんで光害の成分はかなりキャンセルされてますんで、時間当たりのSN比の上がりを考慮するとあえてRC焦点しかもAOまで使用する意味は・・・?って感じがしちゃいますな。確かに小銀河の撮像ではRCは有効でしょうがね。ある程度SN比も稼いで、処理も楽チンになんて考えてるとプライム+小ピクセルCCDの威力ってのははかり知れねーなー。露出時間はML8300がわずか40分、STL6303Eも高感度ですが120分。しかもCCDまわしてガイド星見つけないけない、フラットもその都度撮像しなきゃいけねーなんて考えてると、プライム+ML8300でええワンって結論になっちゃいます。銀河狙いなら25cm級のCDKorRC+ST10+AOで自宅から撮像するのがやっぱ楽ちんだわな。フラット撮像も簡単だし。ガイド星探しくらいは出て行っても知れてるしね。エルボタイプの20Eなら天頂越えも余裕でOKですから、天候さえよければ一日一対象と限定して撮像すりゃ歩留まりもよさそうだわ。

|

« ナロー同時撮像のオメガ星雲周辺 カラーCCD版 | トップページ | なかなかの迫力だわい M17 »

コメント

面白い比較ですね。
明るい鏡筒で十二分の情報量を得た画像と、強拡大と、どちらが画質があがるのか興味があるところです。
作例を拝見しますと、RC焦点の方が微細構造が出ていると思いますが、差はわずか・・・。
日本のシンチレーションを考えると、たぶんF2.8焦点の方が歩留まり良く高画質の天体写真を得ることが出来そうですね。
夏場の最良のシーイング下ではRC焦点がいいかもしれないですが。。。

でも、強拡大も面白いですよー。

投稿: uto | 2009/05/06 16:00

光学系に多様性がある理由の1つは、銀塩時代受像側の分解能がほぼ固定だったからなんですよね。 ところが固体撮像素子になってから今度は受像側の多様性が増したので最近ではカセにする必要性は以前ほど高くなくなっているかもしれません。 カセF8&9ミクロンを標準で考えたとすると、5.4ミクロンセンサならF4.8のニュートンで同じ映像が撮れる計算です。 F4-5は小口径から大口径までもっともそろっているF値で、高価なRCにすることなくニュートン+コマコレで十分同じ映像が撮れることになりますね。

投稿: TaNaKa | 2009/05/06 19:59

長焦点でもある程度写っちゃうんで、冷却CCDカメラの実力をフルになかなか発揮できていないんでしょうね。f7でML8300くらい低ノイズならおそらく、1ショット40分程度の露出をかけても全く問題ないでしょうから・・こんど長焦点やるならこの路線カナとおもってます。でも田中さんが言われるようにf5程度のニュートンが光軸のメンテナンスを考えれば一番歩留まりがいいかもですね。
http://www.orionoptics.co.uk/CT/ctrange.html
こんなの見つけちゃったんですが、これにコマコレってのもいいかも。カーボンだしね。

投稿: MIK(田舎) | 2009/05/06 22:57

ニュートン式はカセに比べると温度にかなり鈍感というメリットもあります。 カーボンなら問題ないでしょう。 軽量だし。 トータルコストも、ミドルフォーマット+ニュートンはラージフォーマット+RCの半分で済むでしょうからこの組み合わせは幅広く受け入れやすいと思います。
おっしゃいますように「歩留まり」って大切な要素で、コンスタントに安定して撮影できるのってやる気が維持できますよね。 コマコレにはMPCCはパアコアがあって周辺パーツがそろってます。 

趣味が共通というのは理想ですね。 うちの坊主を観測所に連れて行ってもPS2に夢中です。 下山途中にある露天風呂は親子で楽しく入ってます。 この間、娘を初めて温泉に入れようとしたら怖くて入ってくれませんでした。

投稿: TaNaKa | 2009/05/07 07:38

移動ではないんでやはり屈折でなくてもOKかなって思ってます。西脇のSRの筒がないんでいろいろ物色中です。

家族で写真趣味ってのもなかなか楽しそうですよ。娘にはコンパクトなオリンパスを買わせようかと思ったんですけど、やっぱレンズ共有できた方が便利なんでkissX3になりました。でも入門機で1500万画素はいらんでしょうね。処理するPCが大変です。

投稿: MIK(田舎) | 2009/05/07 15:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/65041/44915503

この記事へのトラックバック一覧です: ちょっと整理してみた 焦点距離とCCDの関係:

« ナロー同時撮像のオメガ星雲周辺 カラーCCD版 | トップページ | なかなかの迫力だわい M17 »